腰の弾力と性格について 〜カウンセリングのポイント〜
昭和初期の整体の大家、野口晴哉氏は、
腰の骨の弾力で、その人の性格を言い当てていました。
それは、それぞれの背骨に、
体の使い方と内臓との関係などが、
まるで東洋医学のツボのように“体のクセ“と”心のクセ“を見抜いたのでした。
体と心は、協力し合っているので、
健康や元気になるためには、お望みの方には、
カウンセリングをすることもあります。
この時に、この性格占いのようなものが大変役に立つのです。
また、東洋医学による気の流れの傾向、
ツボの反応によっても、ある程度今の感受性や積極的なのか
消極的な時期なのかが、わかるので、この2つを使うと、
かなり良い悩み相談となるのです。
ところで、心の内を話すことが、
苦手な方が多々いらっしゃいます。
腰の弾力でいうと、「2-B」タイプの方です。
このような方は、よほど打ち解けないかぎり、
カウンセリングはスムースに運びません。
よって、体の方をゆるめなければいけません。
整体をして、腰の骨の弾力をつけることで、
歪みが正され、カウンセリングなどしなくても、
悩みが減り、性格が明るく前向きになる方が多いのです。
また、カウンセリングの大切さは、
最近の心理学である、プロセス指向心理学でも、
身体症状が、カウンセリングのみで治ることは、
珍しくないと説いていて、
実は野口晴哉は、ほとんどの体の不調の原因は、
かなりのウエイトで、心にあると説いていて、
昭和初期にいまの心療内科のような、
考え方をされていたのでした。
私たちの施術でも、カウンセリングで、
心がスッキリされた方は、実に治りが早く、
ぶり返しにくく、早く元気になられます。